渥美 黄太 新卒/2006年合流
- アミタ株式会社 社会デザイングループ
社会デザイン 群青チーム チームマネージャー
Profile
東京経済大学 経済学部 卒業【文系】
Q在学中に学んだことが今にどう活きていますか?
幅広い科目が履修できることと、環境関係科目も選択できることを条件に大学を選びました。経済学、ゲーム理論、地球環境学、コミュニティ経済学などを履修したこと、ゼミではフリーターの意識調査をしたことを思い出します。
私の場合、学んで得た知識が仕事を通して直接活きてくる場面は少ないです。今の仕事では、科目で言えば個々の科目で履修したことを活かすというより、関連を理解し、物事のつながりや社会の構造を意識することが大切です。
そのような意識をもった上で、また大学で学んでみたいとも思いますね。
Qアミタに合流した
きっかけ・理由は何ですか?
未来の子どもたちに
外で楽しく
遊んでほしい!
私は、幼少期を毎日毎日外で遊んで過ごしていました。畑や田んぼや森など、自然の中で植物や動物を発見したり、身体を動かすことが楽しく、心地良かったことをよく覚えています。
そういった幼少期の記憶と体験があるためか、将来自分に子どもができたとき、自分が育ってきたような環境がたくさんのごみによって失われていたら悲しいな、という漠然とした思いを抱き、リサイクルや環境問題に関心を持つようになりました。そして就職活動中にアミタと出会い、「魅かれた」のがアミタを選んだ理由です。
未来の子どもたちに
外で楽しく
遊んでほしい!
Q現在の仕事について教えて下さい。
企業のサステナブル経営に
関する提案と実行支援
企業のサステナブル経営に関する提案と実行支援をしています。社内の複数チームを横断したメンバーで議論しながら提案内容を検討します。お客様のビジョン、目標、課題を把握し、仮説を立て、何度も提案を繰り返しながら、支援内容を決めていきます。サステナビリティの領域においては、お客様の現在と将来の両方を見つめる必要があり、そのためにはお客様自身のことはもちろん、お客様が属する業界やステークホルダーの特徴を理解し、さらには社会の流れや時代の動きについてもアンテナを張っておく必要があります。ご提案の時点からご支援を終えるまで、お客様をよく知るために立ち位置を合わせ、一緒になって強みや課題などを深堀します。当然、お客様との距離感が近くなるので、話をしていて純粋に楽しむことができ、また、座学では学べないようなことを学べる機会に恵まれているのも今の仕事の魅力のひとつであると思います。
サステナブル経営の支援は、目的達成のために予め計画した目標に基づくスケジュール、タスク、役割、予算に準じてチームで実行します。順調に進む案件ばかりではなく、様々な要因で計画を変更する必要性が生じ、緊張感のある打合せの場に立つこともありますが、お客様のご理解とメンバーの努力を経て、前進しようと関係者間で合意できたときの喜び、安堵感はひとしおです。「本当はこういうことがやりたかったんだよね!アミタさんとなら一緒にできるんじゃないかと思うんですよね!」というようなお言葉をお客様から共有、共感いただける機会が度々あり、その度に「この仕事、やってて良かったなー!」と、笑顔になります。
Q現在の糧となっているエピソードを教えてください。
合流して半年が
経つ頃、志望していた
リサイクルの営業担当に配属
合流して半年が経つ頃、当時グループ会社であった日化スミエイト(株)(現・茨城循環資源製造所)が取引していた顧客を担当することになりました。会社では親よりもずっと年上の方々に囲まれるようになり、プライベートでは初めての一人暮らし。それはそれは濃密な日々でした。全てを任されていたわけではありませんが、大事な仕事を任されているという使命感と喜びを感じました。志望していたリサイクルの営業担当としての仕事は、気づきと刺激に溢れていました。
当時は、商談中も社内会議も話についていくのがやっとでしたが、上司、先輩、さらにはお客様までもが丁寧に教えてくださったことが、すべて今の自分につながっています。また、この時期は、業種も規模も関係なく多くの工場を訪問しました。中でも、石油を保管する巨大なタンクの中から見上げた空(頭上の高ーいところにポッカリとあいた丸い穴から見える空)は、今でも忘れられない景色です。
良い意味で
公私混同ができる
Qアミタで働く醍醐味は何ですか?
また、それを実感するのはどんな時ですか?
良い意味で
公私混同ができる
仕事を通じて得られた経験、知識、人との繋がり、「今日あった出来事」から、自分と家族の将来、まだ小さな子どもたちとの接し方など、家庭にいるときの自分の気持ちと行動に良い変化のきっかけをもらっています。逆も然りで、例えば育児、家事のうまくいった・いかないというようなことから、感じたことを少し整理して考えてみることが多くなりました。
そのような思考の整理は、仕事の場でお客様や社内の人に言葉にして伝えるときにも活かすことができます。家庭でも仕事でも、まず伝えられる相手がいるということに感謝なのですが、サステナブルな社会を目指し、企業や地域の未来を思考し続けるアミタでは、頭の中では良い意味で公私混同していられる、というのが働く醍醐味のひとつです。