高田 大輔 新卒/2019年合流
- アミタ株式会社地域デザイングループ
Profile
- 【 趣味 】キャンプ、運動全般、大相撲観戦
- 【 休日の過ごし方 】ランニング、登山、サーフィン、筋トレなど外で体を動かすこと
- 【 卒業学部/学科 】コミュニティ福祉学部/コミュニティ政策学科
- 【 研究テーマ 】ボルネオ島の森林破壊と先進国の関り
Q大学時代に学んでいたこと、それは今にどう活きていますか?
学びを深めていくなかで、私たちの社会を支える大量生産・消費・廃棄のシステムは、必ず誰かに負担が偏ってしまうこと、持続可能な仕組みではないことを知りました。「自分の生活を守るために、そのような現実を見て見ぬふりをする大人にはなりたくない」と思い立ったことが、今の自分の原動力になっています。
Qアミタに合流したきっかけ・理由は何ですか?
仕事を「お金を稼ぐ手段」ではなく、
社会課題の解決につなげたかった
大学時代のインターン先の職員の方に、アミタを教えていただきました。
私は仕事を「お金を稼ぐための手段」として割り切るのではなく、これだけ社会問題が世に溢れているのだから「困っている人の役に立つこと・問題の解決に寄与すること」につなげたいという想いがあったので、社会課題の解決をミッションとするアミタを知り、まさに自分にぴったりの会社が見つかった!と感じたことを覚えています。
仕事を「お金を稼ぐ手段」ではなく、
社会課題の解決につなげたかった
Q現在の仕事について教えてください。
自治体・市民の方々と協力して
地域向けサービスを開発
アミタが地域向けに展開しているサービス「MEGURU STATION®※」の開発に関する仕事をしています。皆さんにとって地域とはどんな存在でしょうか?私は地域にはたくさんの魅力が眠っていると考えています。例えば、いざという時に支え合える地縁や、世代を超えたネットワーク、さらに都市や外国に依存しない域内循環の可能性などです。課題が山積しているように見える地域は、実は潜在的な力にあふれているのではないでしょうか。そのような地域の力を引き出すための仕組みとしてMEGURU STATION ®の導入や展開を、自治体職員や市民の方々と協働して行っています。
※MEGURU STATION®...アミタが提供するサービスの一つ。地域課題の統合的な解決を目指して「互助共助を生むコミュニティ拠点」と「資源回収ステーション」の2つの機能を融合させた仕組み。
Q入社前後の働き方に関するギャップはありましたか?
地方自治体への出向で
多くの学びを得た
入社して間もなく新型コロナウイルスのパンデミックが起きました。発生前からアミタではフレックスタイム制度・リモート勤務の導入を検討していたそうですが、これを機にその実現が急速に進みました。入社前は、オフィスでの対面勤務が基本と思っていたため、時間や場所に縛られない柔軟な働き方ができるのは大きなギャップでした。
また、私の場合は、MEGURU STATION ®の導入・展開を進めるために、地方自治体へ2年間出向した経験があります。企業に入社した自分がまさか自治体職員として仕事をするとは夢にも思っていませんでしたが、自治体職員の仲間に入れていただき、ともに働いた時間はたくさんの学びと成長を実感した期間でした。自治体職員の目線や地域住民との関係づくりの方法など、通常の業務では学べなかったであろうことを、自治体の先輩方からたくさん教えていただきました。
同じ志を持つ仲間と、
いつも根底でつながっている
Qアミタで働く醍醐味は何ですか?
また、それを実感するのはどんな時ですか?
同じ志を持つ仲間と、
いつも根底でつながっている
同じ志を持つ仲間の存在だと思います。同じような問題意識、価値観を持つ社員が多いので、仕事内容はそれぞれ違っても、根底ではつながっているという安心感がいつもあります。そして、成功も失敗も含めて「挑戦」している先輩がたくさんいるので、一緒に仕事をしていて学ぶことが多くあります。
また、アミタの仲間に救われたエピソードがあります。私の実家が営む小さな工場が、大規模な台風の影響で洪水被害を受けてしまった時のことです。会社に事情を説明し、休みをとって実家の復旧作業にあたっていたところ、会社から「必要なら有志の社員が支援に行くこともできる」と連絡がありました。人手不足で困っていたので、実際に数日間にわたって復旧作業を手伝っていただき、大変助かりました。
アミタはこのような災害時に休みをとれる休暇制度があり、被害の当事者だけでなく、支援に行くことも可能な体制が整っています。いざというときに助け合える仲間の存在に、とても感謝しています。
Q大変だった仕事、失敗したけれど現在の糧となっているエピソードを教えてください。
ミスを責めるのではなく、どうすれば解決できるか?が大切
それ以来、私も誰かのミスを責めるのではなく、どうすれば解決できるか?を考え、率先して行動できる人間になろうと思うようになりました。