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役場や地域の同志と
ともに、持続可能な
まちづくりを担当

櫛田 豊久 中途/2009年合流

  • アミタホールディングス株式会社 
    経営戦略補佐

Profile

京都工芸繊維大学 繊維学部
高分子学科 卒業【理系】
研究テーマ:
繊維材料学
 カーボンファイバーの物理的特性研究

Q在学中に学んだことが今にどう活きていますか?

未知の現象に対しても、仮説・検証・修正を繰り返して、前に進めていく考え方などは、現在事業開発のプロジェクトマネジメントなどに役立っています。
やり方を与えられるのではなく、試行錯誤を繰り返し新たな価値を作りだすという点においては、実験も仕事も同じだと思います。また、机上の調査だけでなく、現場・現物・現実を重視しなければならない点も共通しています。

Q前職ではどのような仕事をしていましたか?

京都の山奥で
「農ある暮らし」を
実践していました

Iターンで京都南部の山奥に移住し、いつかやってみたいと思っていた「農ある暮らし」を実践していました。
山からは薪というエネルギーと井戸水を確保し、農地では食べるためのお米と野菜を作りながら、原木しいたけを栽培することを生業としていました。
家族の協力を得ながら、個人事業主として、農作業から経営・経理・事務作業に至るまで、全てをこなしてきました。

京都の山奥で
「農ある暮らし」を
実践していました

Qアミタに合流した
きっかけ・理由は何ですか?

大きなテーマに組織で
チャレンジする可能性を感じた

視野を広げる目的で、社会人になってから経営学を学びました。
その時、ソーシャルビジネスに関心を持ち、修士論文のテーマとしたことがきっかけでアミタと出会いました。
企業とは、いくら立派な理念を掲げていても、金銭的な利益を優先し、それらを忘れてしまうものだと思っていたのですが、理想的な理念を掲げ、事業を通じてそれを本気で実行しようとしているのがアミタでした。
組織として理想に向かってチャレンジする可能性をアミタに感じ、合流を決めました。

Q現在の仕事について教えて下さい。

宮城県南三陸町発の
地域モデルを日本全国に
展開する仕事

震災によって課題先進地となった宮城県南三陸町に、2012年に赴任し、「震災前に戻すのではなく、それを超える魅力あるまちにしよう!」と町民のみなさんと共に循環型の地域づくりにチャレンジしてきました。
アミタが目指す持続可能な地域モデルとは、大量生産・大量消費を前提としない、自然と共生し地域の特徴を活かした心豊かな暮らしをベースとしたモデルです。大切なのは、その地域の行政や事業者、そこで暮らす人々といった、住民主体のまちづくりであることです。
南三陸町で確立したこの住民が主役となる新たな地域デザインを、他地域に展開することを次の目標としています。
日本全国にサステナブルな地域を広げ、新しい未来を開拓することに全力を尽くします。
※櫛田の南三陸町における取り組みの特集NHKドキュメント番組「あの日 わたしは」はこちら。

自分の仕事の
ひとつひとつが、
社会の役に立っている

Qアミタで働く醍醐味は何ですか?
また、それを実感するのはどんな時ですか?

自分の仕事の
ひとつひとつが、
社会の役に立っている

アミタの定款には「自然資本と人間関係資本の増加に資する事業のみを行う」と書かれています。
会社が儲かれば儲かるほど、仕事が大きくなればなるほど、人間関係や自然環境が良くなるという立ち位置で仕事が出来ることの喜び、充実感は格別です。
社会のために自分が存在する、という価値観を持つ人にとっては「こんな会社があったのか!」と思うのではないでしょうか。
夢の実現のために登る山は高いので、決してラクして楽しい種類の仕事ではありませんが、それだけやりがいがあります。
実際に仕事をしていると、社内外を問わず「共感」の瞬間に出会えます。同じ山の頂上を目指す同志との出会いです。志を同じくする人たちと仕事を通じて繋がり、さらなる可能性を感じたとき、アミタで働いている醍醐味を感じます。

※所属・インタビュー内容は
2021年2月時点のものです

Message

アミタでは、意思ある流れが自然なかたちで合わさることをイメージして、入社ではなく「合流」という言葉を使います。
持続可能な社会を本気で作りたいという想いを同じくする人が、一人では成しえない大きなことを仲間と一緒に実現できる「共感の増幅装置」がアミタです。
スキルや専門性の有無より、同じ山の頂上に登りたい!という想いを共有できる、バラエティに富んだ職歴や趣味、経験を持った好奇心旺盛で冒険者的な性格の方に向いている会社です。
挑戦を躊躇わず、粘り強くトライ&エラーを繰り返せる方と一緒に働けることを楽しみにしています。

櫛田が携わったプロジェクトはこちら Project