木下 郁夫 新卒/2002年合流
- アミタ株式会社
社会デザイングループ
社会デザイン 山吹チーム
Profile
京都教育大学 教育学部 環境学コース 卒業【文系】
研究テーマ:
関西圏におけるパークアンドライド政策の実施可能性に関する研究
Q在学中に学んだことが今にどう活きていますか?
環境問題を解決するには、その重大性を訴えるだけでは不十分であり、社会的・経済的動機で行動を誘引することや、行政と企業が協同することの重要性を早い段階で学べたことは、現在、主に企業を対象に提案営業を行う上で活かされています。
Qアミタに合流した
きっかけ・理由は何ですか?
「環境課題解決」を
掲げる企業は
アミタだけだった
環境問題の解決をビジネスとして取り組んでいる会社で働きたいと考えて就職活動をしていました。今でこそ、そうした環境ビジネスを謳っている会社は増えてきましたが、自分が就職活動を行った2001年当時は、アミタがそのパイオニアだったため、合流したいと思いました。
「環境課題解決」を
掲げる企業は
アミタだけだった
Q現在の仕事について教えて下さい。
持続可能な在り方を目指す
企業や地域への提案・営業
営業の仕事は、新しい提案を行うことだけではありません。すでにお取り引きいただいているお客様に、現在利用いただいている商品・サービス、またアミタという会社そのものにより高い満足を得ていただくことが、次のお取り引きに繋がります。次もアミタを選んでいただけることを目指して、提案・サービス活動を行っています。アミタに期待し、選び続けていただくことで、社会全体が持続可能になっていく。そのためには自分自身がアミタの商品・サービスの魅力を理解し、伝える力がとても重要です。
Q大変だった仕事、失敗したけれど、
現在の糧となっているエピソードを教えてください。
工場の建設現場から出る
廃棄物搬出プロジェクト
ある工場の建設現場から発生した大量の産業廃棄物(アミタでは地上の資源と捉えて“発生品”と呼んでいます)を搬出する作業の立ち会いのために、1ヶ月以上、早朝から現場へ足を運び続けた仕事が一番心に残っています。搬出のための手順や運搬路の設計、運送会社やリサイクル会社との折衝・調整、搬出場所の立ち会いまですべてを行わなければなりませんでした。自分一人では到底成し得ない仕事でしたが、周囲の協力もあり、完遂することができました。後に、発生品の排出元の企業様からも、本件に係わった多くの関係者の方々からも、労いと感謝の言葉をいただきました。建設工事は無事に完了し、現在その敷地には立派な工場が建っています。後に、その敷地の前を通りかかることがあり、当時の苦労、周りの方の協力があって無事にすべて終了したときの喜びを改めて思い出させてもらいました。
正しい意味で豊かな暮らしを
営むことを、世の中の
「当たり前」にしたい
Qアミタで働く醍醐味は何ですか?
また、それを実感するのはどんな時ですか?
正しい意味で豊かな暮らしを
営むことを、世の中の
「当たり前」にしたい
エコ=原始的であったり不便な生活、ということではないというのは皆分かっているはずですが、「サステナブルな生活」「エシカルな暮らし」というと、まだ世間からは馴染みなく、どこか意識が高い人のように見られてしまうという現状があるのではないかと思います。「貧しくなれ」でも「退化しろ」でも「農家になれ」でもなく、種としてより進化し、賢く、正しい意味で豊かな暮らしを営むことを、世の中の「当たり前」にしたい。他人はもちろん、自分自身も、将来世代も、地球環境も、必要以上に犠牲にすることなく安心・安全に生活できる社会を創りたい、という思いがあります。これを仕事として実践できる会社であることが、アミタで働く醍醐味であり、日々の仕事においても、実感しています。