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「本当の価値とは何か」
を、徹底的に議論できる

宍倉 惠 新卒/2017年合流

  • アミタ株式会社 
    社会デザイングループ
    社会デザイン 緋(あけ)チーム

Profile

獨協大学 外国語学部 
交流文化学科 卒業【文系】
研究テーマ:
第二次世界大戦後の紛争・外交・平和構築

Q在学中に学んだことが
今にどう活きていますか?

途上国の開発について、外部からの介入と地域内での内発的な発展の両面から学んでいました。大学在学中に興味の中心が日本国内の農山村に移っていきましたが、日本の地域における持続可能なまちづくりも、海外の途上国における発展も根底では繋がっていると考えています。
アミタは、地域と企業の持続性向上を目指す「社会デザイン事業」を行っていますが、人が豊かに暮らす社会づくりをするという意味では、海外も日本も地続きだと考えており、大学在学中に学んだ考え方が今に活きていると感じています。

Qアミタに合流した
きっかけ・理由は何ですか?

社会を持続可能に
変えていくことで、
お世話になった人々に
恩返し

田舎で暮らしてみたいという思いが高まり、大学4年次に休学し、緑のふるさと協力隊という制度を活用して、岡山県鏡野町で1年間の住み込みボランティアを経験しました。日本の農山村の豊かさに触れて、持続可能なまちづくりに携わりたいと思いました。
途上国では生きたくても生きられない人がいるのに、日本では絶望の果てに自殺する人が絶えず、それらの問題解決のヒントが、豊かな日本の農山村にあるのではと思ったのです。
そのまま農山村に残って自分がプレーヤーとして生きていく道もありましたが、社会の仕組みを変えていくことに力を注ぐことで、お世話になった人々に恩返しがしたいと思い、持続可能な社会の実現を目指すアミタに合流しました。

社会を持続可能に
変えていくことで、
お世話になった人々に
恩返し

Q現在の仕事について教えて下さい。

社会全体の
持続性を高める
ソリューションのご提供

2021年から、持続可能な経営を目指す企業を支援する営業部門に所属しています。
アミタが積み上げてきた環境・サステナビリティ分野における知見やネットワークを活かして、お客様の事業とともに、社会全体の持続性を高めるソリューションをご提供できるよう努めています。
2020年までは、自治体向けの商品・サービスの開発部門に所属していました。アミタは、“ごみ出し”という身近な日常行為から社会課題の解決を目指す、新たな地域コミュニティ拠点「MEGURU STATION」をはじめ、持続可能な自治体運営の仕組みづくりを行っています。
私は、商品設計や実証実験に携わり、奈良県生駒市でのMEGURU STATIONの実証実験では現場のとりまとめと、そこから見えてきた課題を吸い上げてチームメンバーと解決方法を検討するなど、現場と戦略を繋ぐ役割をしていました。
アミタはこれまで企業向け、地域(自治体)向けという2本柱で事業を展開してきましたが、2021年からは「社会デザイン事業」に一本化し、企業も地域も切り離さずに社会全体が持続可能になるような未来をデザインしていくよう動き出しています。地域向けのサービス開発に携わった目線を活かしながら、企業の持続性向上に取り組む所存です。

Qアミタで働く醍醐味は何ですか? また、それを実感するのはどんな時ですか?

本当の価値とは何かを、
徹底的に議論できる

お飾りのSDGs、持続可能社会ではなく「本当の価値とは何か」を徹底的に議論できる環境に恵まれていると感じます。
どんな業務においても、常に答えのない問題に取り組み、より良い方法を考えていく必要があります。
そこで一人ひとりが持っている価値観の重なりが重要だと思うのですが、理念に共感して集まった仲間に共通する価値観は自分にとってもしっくりくるもので、いつも本質的な議論ができていると実感しています。

構想とのギャップを
体験したからこそ、
わかることがある

Q大変だった仕事、失敗したけれど、現在の糧となっているエピソードを教えてください。

構想とのギャップを
体験したからこそ、
わかることがある

MEGURU STATIONの実証実験では、机上の構想とのギャップを感じることも少なくなかったです。何が足りないのか、そのために現場でどう動くのがベストかを日々考え、悩み、寝ても覚めても実証実験のことで頭がいっぱいでした。
ハードな日々でしたが、その現場を体験したからこそわかることがいくつもありました。机上と現実を行ったりきたりしながら、より良いものをつくっていく、たゆまぬ努力が必要だと痛感する機会となりました。

※所属・インタビュー内容は
2021年2月時点のものです

Message

目指す社会の姿がアミタのビジョンと重なっていることはもちろん、自分事として仕事と向き合う姿勢を忘れなければ、きっと毎日が充実するはずです。
楽しい事ばかりではありませんが、厳しい現実の中でも前向きに、ありたい社会のために一緒に頑張れる仲間と出会えるのを楽しみにしています。

宍倉が携わったプロジェクトはこちら Project