片岡 英子 中途/2023年合流
- アミタホールディングス株式会社カンパニーオペレーショングループ/人事
Profile
- 【 趣味 】映画鑑賞、神社仏閣巡り、登山、ボランティア
- 【 休日の過ごし方 】勉強メインで過ごしています。合間に友人や家族と過ごしたり、映画鑑賞、ボランティアをしています。
- 【 卒業学科・専攻 】文学研究科日本史学専攻
- 【 研究テーマ 】「戦争責任論再考」
Qアミタに合流したきっかけ・理由は何ですか?
転職活動では研究職も検討していましたが、世の中に大きな影響力を持っている営利企業全体に失望するのは早いのではないか。まだ希望はあるのではないか、という思いも捨てられずにいました。そんなとき、転職サイトでアミタを見つけ、会社のウェブサイトで見たミッションや価値観に共感し、応募しました。
Q現在の仕事について教えてください。
社内外の出会いから
組織の課題を見つけることも
人事の仕事
アミタに合流後は、人事を担う部署で、新入社員研修をはじめとする研修の運営、中途採用・新卒採用の選考、会社説明会などのイベント運営を中心に行っています。
業務を通じて、社内外の様々な方々に出会って考えを聞き、組織の課題などを見つけて対応していくことも人事の仕事だと思っています。実際に対話をすることで、自分自身の考えや行動も常に刷新を求められるところがこの仕事の楽しみの一つでもあります。
社内外の出会いから
組織の課題を見つけることも
人事の仕事
Qアミタで働く醍醐味は何ですか?
また、それを実感するのはどんな時ですか?
アミタの目指す社会に向かって
挑戦、変革、協働すること
また、アミタは仲間との協働もとても大事にしているので、社会のためばかりではなく、仲間のことを考えて働けるのもとても楽しいです。そうして他者のことを考えながら毎日を過ごすため、どんどん自分も変わっていく必要があります。「人間はいくつになっても変わることができる」というのが私の考えなので、そうした環境に身を置き、常に自分自身を代謝していける働き方はとても魅力的です。
こうしたアミタの魅力を、人事という仕事を通じて社内外の人に伝え、その人たちの人生を豊かにする一助となれたら、最終的にはそれもアミタの目指す社会の実現に繋がっている。そう信じて働けることも、私にとって仕事の醍醐味となっています。
Qアミタの「働き方」について、
お気に入りだと感じている点はどこですか?
関係性と知識が増加する
「ライフ・ワーク・ラーン」の考え方
仕事とプライベートを切り分けない「ライフ・ワーク・ラーン」という考え方をもとに設計された、ソーシャル・タイム制度と、リモートワーク制度です。仕事以外の時間は、昔からボランティアをしたり、大学へ行ったりすることが多く、家族や友人との時間をついつい減らしてしまう癖があったのですが、それで結構怒られることもありました(笑)。
アミタでは、実家で在宅勤務をすることで家族との時間も取れるようになりましたし、ソーシャル・タイム制度を使って平日のボランティアにも参加できるようになり、休みの日に、大事な人たちと過ごすことも増えてきました。また、ソーシャル・タイムを利用して参加したボランティア先での体験を社員同士で共有し、学び合うこともできますし、私はそこでの学びを、ボランティアや大学院の仲間と共有して、さらに関係性や知識を増やすことができています。
「仕事と学業」を切り分けず
人生を豊かにする選択で
価値観が大きく変わった
Q大学院での学業優先のために休職された期間がありますが、休職前後で仕事への取り組み方や想いに変化はありましたか?
「仕事と学業」を切り分けず
人生を豊かにする選択で
価値観が大きく変わった
休職前は「仕事と学業は別」という考えが強く、どちらも疎かにしてはいけないと思い、とにかく無理をすることで両立しようとしていました。そうした考え方が仕事のパフォーマンスの低下に繋がっていることをご指摘いただき、当時の上司から「片岡さんの人生をより豊かにするためにどうしたらいいのか」という視点から休職について提案をいただいたのは、私にとって価値観の逆転に近い衝撃的な出来事でした。休職をすることが、私の人生にとっても、アミタにとっても意義があると信じてくださった上司や仲間の判断と覚悟は、今までの私にはなかった考えでした。
アミタには様々な制度があり、働くことと学ぶことを両立しやすい環境ではあると思います。ですが、それは、何より周囲の仲間の協力がなければ実現できないもので、そうした制度を利用できる風土は、一人ひとりの行動や考えによって創り上げられているのだと実感することができました。決して利用できて当然の「権利」ではない以上、休職を支えてくれた仲間には恩返しをしたいと強く思うようになりましたし、他の人が同じような悩みを抱えたときに、今度は私が人生を豊かにする選択を勧められるようになりたいとも思うようになりました。
論文の執筆に集中できたことは、タスク管理や論理的思考などのスキルの向上にも役立ったのか、復職後は休職前より仕事がスムーズに進められる感覚を持てています。そして何より「仕事と学業」を切り分けず、私の人生を構成する同じ要素であることを認識できるようになったのは、働き方や人生そのものに影響を及ぼすだろうという実感があります。
Q大学院に通いながら仕事をしていた期間、また復職した後に、
学業と仕事を両立させた働き方を実現する上で助かった制度や
同僚のサポートがあれば教えてください
上司や同僚が
さまざまな制度の取得を勧め、
応援してくれた
フレックスタイム制度、ライフワーク休暇、そして今アミタがチャレンジしている32時間就労の制度です。
大学院の授業は週に1回、夜に開催されているゼミに参加するだけでよく、基本的には自分で研究を進めていたのですが、これらの制度を利用して平日の日中にしかアクセスできない図書館や資料館、研究会に訪問し、調査を進められたのは大きかったです。
大学の教務課との事務的な手続きも頻繁に発生していたのですが、その際に、フレックスタイム制度を利用して勤務時間を調整できたため「仕事を休んだら業務の負荷が増える」という心配もしなくて済みました。
また、博士論文の口述試験前にライフワーク休暇を利用し数日間お休みを頂いたり、頭を切り替えて集中する時間をまとまって確保することは、なかなか働きながらでは難しいと思っていたので、こうした制度があるのは大変助かります。
そして何より、これらの制度を利用するにあたり、上司や同僚が私を応援して取得を勧めてくださったことがとても嬉しかったです。論文の執筆が辛くて仕方がなかった時も、アミタの皆さんの顔が浮かんできたので踏ん張れました。